ともに笑って泣いて…「大好きな先生へ」教え子が手作りの退職式〈宮城・亘理町〉

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新型コロナウイルスの影響により、多くの学校で離任式が中止となる中、宮城県亘理町では今年退職する教員に向けて教え子たちが手作りの退職式を行いました。

亘理小学校の近くに集まったのは、東日本大震災の1ヵ月後に亘理小学校に入学した、現在、中学3年の24人。

元1年4組の生徒たち

「笑顔になってくれたらうれしい」

「泣いてほしい、泣かせたい」

階段の影に隠れて、小学校時代の恩師・高橋克己先生を待ち受けます。

元1年4組の生徒

「ただいまより、高橋克己先生の教員卒業式を始めます」

今年、38年間の教員生活を終える高橋先生。

震災の余震が続いた時期も笑顔で児童と接する、亘理小学校のシンボル的存在でした。

震災直後に入学した元1年4組の教え子たちは離任式が中止となったことを知り、手づくりの「教員卒業証書」で感謝を伝えました。

元1年4組の生徒

「教員卒業証書、高橋克己先生。あなたは1年4組の担任として、東日本大震災直後の私たちとともに、笑い、泣き、喜び、考え、感動しながら、私たちの一番のサポーターとして応援し続けてくれました」

亘理小学校 高橋克己 先生

「皆さんの1年生から6年生までの姿をみて、中学生になった姿をみて、本当に先生になってよかったし、みんなの成長を見る先生って、こんなにいいなというのを感じた10年間だと思う」

教え子たちの思いはしっかりと恩師に届いたようです。

亘理小学校 高橋克己 先生

「我が教員人生に悔いなしです。最高にいい38年間でした」