松本市長「密集する場へのお出かけ控えて」 70代男性『感染経路不明』 市民にできる限りの予防呼びかけ

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 新型コロナウイルスに新たに感染した長野県松本市の男性について、長野県は「市中感染の可能性を否定できない」としています。松本市民からは不安の声があがっているほか、松本市は、きのう25日に再開した松本城天守などの施設の公開を、きょう26日から再び中止しました。

 新たに感染が確認された、松本市の70代の男性。

長野県健康福祉部・土屋智則部長:

「発症前2週間の本人の行動エリアは市内に限られる。松本市内での感染が否定できない」

 男性は今月9日に発熱などの症状があり、19日に保健所に相談するまで自宅療養していました。ただ、男性は「発症前の2週間は松本市内から出ていない」と話しているということです。

 県は、「感染経路が推定できず、市中感染の可能性も否定できない」としていて引き続き、男性の「行動歴」を調べています。

 市民は…。

市民:

「(県外など)外に出なくなってしまって自分たちも可能性があるので怖い」

「焦りました、両親も高齢なので(感染)元が分からないと不安かなと」

「どこで感染している人とすれ違っているか分からない。自分ができることにも限界がある…」

(記者リポート)

「松本城天守はきのう3週間ぶりに公開を再開しましたが、けさ再び、中止を知らせる看板が置かれました」

 これを受け松本市は、松本城天守や旧開智学校校舎など51の市有施設の公開を中止しました。いずれもきのう3週間ぶりに再開したばかりでしたが、わずか1日で再び閉じることになりました。

観光客:

「当然入れると思って来たので残念です」

「仕方がないことだから、こればっかりは」

松本城管理事務所・手島学所長:

「残念に思っています。感染経路がはっきりしておらず、安全対策のために閉めることは妥当。なんとか早く終息してもらいたい」

 一方、松本市の菅谷市長は26日午後会見を開き、市民に対しできる限りの感染予防を呼びかけました。小中学校の再開については、現段階では予定通りとしています。

松本市・菅谷昭市長:

「(感染経路が)分からないからね、分からないときほど慎重に行動する。密集する場とか当面、あちこちに出かけることは控えてもらう」