“五輪延期”県内の関係者は…【佐賀県】

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東京オリンピック・パラリンピックが1年程度延期されることが決まった問題。

県内の関係者からは不安や安ど感など様々な心境が聞かれました。

車いすテニス 大谷桃子選手:「やっぱり今年8月にやるつもりでいたので…どう調整していけばいいかという不安はある」

この春、西九州大学を卒業した車いすテニスの大谷桃子選手。現在世界ンキング9位で、東京パラリンピック出場をほぼ確実にしていました。延期の決定に今後の不安をのぞかせながらも、前向きに受け止めています。

車いすテニス 大谷桃子選手:「いつになっても東京でできるのは特別な気持ちはある。今できることにしっかり取り組んでコロナの終息を願うばかり」

一方、県は海外の代表チームについて、東京オリンピックの事前キャンプを5カ国18競技で受け入れる予定でした。県スポーツ課 伊藤俊介さん:「これまで数年かけて準備をしてきたので、残念な気持ちはあるが、引き続き佐賀に来てもらえるように調整をしていきたい」

佐賀市出身のデザイナー・吉岡徳仁さん。聖火リレーのトーチをデザインし、自身も聖火リレーのランナーになっていました。25日から始まる予定だった聖火リレーでは、トーチを使わずにランタンで巡回する案が出ていました。

今回、延期が決まったことでトーチを使う形に戻る見込みが大きくなり、「ほっとしている」と率直な思いを話しました。

トーチをデザイン 吉岡徳仁さん:「やっぱりうれしい。ほっとしている。オリンピックは平和の祭典でもあるので、聖火リレーがみなさんの歓迎の中で行われるのがいい。成功に向けて全力で力を出していく」

その聖火リレーでランナーとして走る予定だった、多久市に住む画家の冨永ボンドさんは…。

聖火ランナー 冨永ボンドさん:「延期でよかった。中止よりは。オリンピック開催のときが来たら地域の代表として希望の光をつなぐ聖火ランナーとしての役目を果たしたい」

一方、オリンピックの招致に貢献した日本フェンシング協会の太田雄貴会長。佐賀市での式典で次のように理解を呼びかけました。

公益社団法人日本フェンシング協会 太田雄貴会長:「中止というあってはならないケースが避けられたことに対してIOCのバッハ会長、安倍首相、小池都知事に感謝している。選手たちには社会全体として意思決定をしたことに対して理解してもらえたら」