新型コロナウイルス『集団感染』のクルーズ船に乗船… 夫婦「早く下船したいが...」 

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 新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船に、長野県の夫婦が乗船していることがわかりました。夫がNBSの電話取材に応じ、今は発熱などの症状はないと話し、船内の状況については「静かで落ち着いている。できれば早く下船したい」と語りました。

乗船している男性:

「船の中は静かだし、部屋から見る限り整然としていて外に出歩いている人はいない。職員の人も頑張ってわれわれのために食事を運んだりしてくれている」

 電話取材に応じたのは長野県の夫婦です。2人が乗るクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は「新型コロナウイルス」の集団感染が発生し、これまでに200人以上の感染が確認されています。

乗船している男性:

「最初の2、3日は、薬やおむつがないと騒いでいる人もいたが、今は落ち着いている。部屋のドアを開けて外に一歩も出られない。見張りもいるしね」

 夫婦は持病も、発熱などの症状もなく、2日に1回ほど、デッキに出られる以外は部屋で過ごしているといいます。

乗船している男性:

「2日に1回くらいデッキに出て歩いていいですよと。外の空気を吸っていいと防疫の人の指導でストレスをなくすためにやっている。用心深いほうだから薬やサプリ、嗜好品も持ってきたから私たちは不自由はしていない。好きなものも食べられないし、早く出たいという気持ちもある」

 同居する夫婦の娘は、毎日、電話やSNSで連絡を取っていて「健康な状態で戻ってきてほしい」と、心配そうな表情で話していました。

乗船している男性:

「早く帰りたいが、精神的にも落ち着いて健康でいる。私自身もうつりたくないし、船の外の人に病気をうつさないためにも、14日間の潜伏期間を過ごして出ていくしかしょうがない」

 陰性が確認された80歳以上の希望者の下船は、きょう14日から始まり、今後、対象年齢の引き下げも検討される見通しです。