「治安の最後の砦」 TNC記者が福岡県警機動隊へ体験入隊 過酷な訓練のその先に…

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2020年夏に開催される東京オリンピックで、会場警備などの中心を担うことが期待されているのが警察の機動隊です。

「治安の最後の砦」とも呼ばれ日々、厳しい訓練を重ねている福岡県警の機動隊にTNCの若手記者が体験入隊しました。

「やー!」

警備や事件の最前線で地域の治安を守り続ける福岡県警、第一機動隊。

大規模災害や人命救助ー

さらには凶悪犯の制圧や化学兵器を使ったテロへの対応など、命に関わる事態が起こり得る現場で活動する「精鋭部隊」です。

そんな、日ごろから徹底した訓練を受けている「第一機動隊」に今回、新聞社やテレビ局の若手記者10人が体験入隊しました。

TNCから参加したのは入社1年目の根津哲記者です。

(「若手記者」たちが)まず挑んだのが、凶悪な犯人を制圧する逮捕術の訓練です。

「ここをちょっと狙って、思いっきり肩を使って」

使用するのはおよそ60センチの竹刀。

警棒とほぼ同じ長さです。

実は根津記者は剣道3段の有段者。

竹刀を使った逮捕術の訓練には多少、自信を持っていましたがー

相手は現役の機動隊員ー

全く歯が立ちません・・

【根津記者】

「想像を超えてましたね」

「普通じゃ考えられないような努力を毎日してらっしゃるんだなというのを改めて感じました」

およそ70年前に発足した福岡県警第一機動隊。

当初は学生運動やデモの鎮圧などが主な活動内容でした。

しかし、ここ数年は増え続ける自然災害を背景に被災地での救助活動が急増。

4年前の熊本地震や2019年の台風19号の時にもいち早く現地に入り、行方不明者の捜索を行いました。

【福岡県警第一機動隊 井上辰徳 第一中隊長】

「昨今の災害の発生状況ですね、豪雨災害など。県民や国民が求めているのは救助活動で機動隊の力を発揮してほしいと、やはり私たちはそういうところで力を発揮しないといけないと思う」

若手記者たちが次に臨んだのがー

「ひだり、ひだり、ひだり」

デモ隊との衝突を想定した訓練。

防護服の重さは6キロ以上あります。

さらにー

「号令で盾を上にあげて頭上に構える」

これは投石や火炎瓶にそなえて頭上に盾を構える訓練ですが、金属製の盾の重さはおよそ8キロ。

1分もすればバランスを崩してしまう記者もー

「かけあしーはじめ!」

【福岡県警第一機動隊 井上辰徳 第一中隊長】

「訓練については現場と思ってやりなさいと。普段から教えています」

「待ってる要救助者がいますし、そのために私たちは2倍、3倍の訓練をするとそう思っています」

【林崇弘隊員】

「一生懸命頑張ってましたよ。きついなりに一生懸命前に行こうとするところがあったので、しっかり頑張っていたと思います。お疲れ様でした!」