心を込めてあいさつを…彫刻刀使った木版画で年賀状・秋田

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 ことしも残すところあと1か月あまり。新年に向けて準備するものといえば年賀状。秋田市では12日 木の版画で年賀状を作る教室が開かれた。

 この教室は年の瀬が近づくこの時期に毎年開かれている。

 12日は40代から70代までの10人が、秋田市を拠点に活動する版画家・ジョージ・ジャービスさんの指導の下、年賀状作りに挑戦した。

 まずは紙に年賀状のデザインを描く。多くの人が来年の干支「子」や縁起物を描いた。

 続いてカーボン紙で板に写し、彫り始める。デザインの輪郭は「切り出し刀」と呼ばれる刃先が斜めになった彫刻刀で切り出す。

 彫る幅が広い部分に使われるのは、刃の断面が半円形になっている「丸刀」。木が固く彫刻刀を持つ手に力が入る。

 参加した人たちは心を込めて丁寧に作業していた。参加者した人は「自分の記念になるようなものを残したいと思って彫っている。」、「県外の友達や周りの人に送る。刷ったときの達成感が良い。」と話した。

 手作りの温もりを感じる年賀状。受け取った人を笑顔にしてくれそうだ。