明石市元職員、生活保護受給者との面会記録を「ねつ造」 明石市は刑事告訴も含め処分検討

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兵庫県明石市の元職員の男性が、生活保護の受給者と面会していないにも関わらず、面会したとウソの記録を繰り返し作成していたことがわかりました。

【明石市の会見】

「本当に申し訳ございません」

明石市によると、ケースワーカーだった50代の元男性職員は、2017年度に生活保護を受給する50代の女性を担当していました。

しかし元職員は、女性と一度も面会していないにも関わらず、面会記録に「大声で怒鳴る」「社会適応能力に著しく欠ける」などと4回にわたりウソの記載をしていたということです。

家庭訪問がないことを不審に思った女性が、明石市に指摘し、虚偽記載が発覚しました。

元職員は、約90世帯担当していて、明石市の調査に対し、ほかに虚偽記載はないと説明したということです。

元職員は去年退職しています。

【明石市の会見】

「(元職員は)忙しくて手が回らなかったといっていた。業務のあり方を見直すなかで、体制についてもふさわしい体制を考えていく」

受給者の生活実態を確認するための面会で行われた虚偽記載。

専門家は…

【関西国際大学教育学部道中隆教授】

「訪問調査活動は一番不正(受給)を防止する上でものすごく大事。場合によっては家庭訪問したら住んでいなかったということもある。そこを虚偽とかそういった形で公文書にありもないことを書くのはあってはならないこと」

明石市は、元職員に対し刑事告訴も含め処分を検討しています。