女児死亡で出水市長が謝罪 関係機関との連携不足認める

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鹿児島県出水市で4歳の女の子が、母親の交際相手から暴行を受け、その後死亡した事件で、出水市の椎木伸一市長は、関係機関との連携が足りなかったことなどを認め、謝罪しました。

(椎木伸一市長)

「その対応について、不適切なところがあったと認識しておりまして、深くお詫びを申し上げます」。

この事件は、出水市の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が、交際相手の子どもの大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)を殴ったとして、暴行の疑いで逮捕されたものです。

璃愛來ちゃんは暴行の翌日に死亡しました。溺死とみられています。

璃愛來ちゃんをめぐっては、事件発覚からこれまで、関係する自治体と児童相談所の対応に関する問題点が次々と明らかになっています。

こうした中、12日開かれた出水市議会の全員協議会で椎木伸一市長は、主に3つの点について市の対応が不適切だったことを認め謝罪しました。

具体的には、▽市が母親の育児放棄=ネグレクトと認識し、身体的な虐待にまで意識が及んでいなかったこと、▽関係機関との連携不足により、迅速な対応ができなかったこと、▽病院から「あざがあった」との情報を受けたのに、児童相談所や警察に通報しなかったこと、です。

(椎木伸一市長)

「国や県の検証も今後なされるということですので、そういった事も真摯に受け止めながら、二度とこういったことが無いように努めて取り組んでいく」

出水市は再発防止策として、虐待や家庭内でのトラブルに関して、窓口を一本化する「安心サポートセンター」を9月中に立ち上げることを明らかにしました。

センターには、児童相談所や警察での勤務経験がある職員を配置するということです。