精霊船作りも急ピッチ 三連の船で祖父を送る長崎市の一家

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台風の影響を心配しながら、初盆を迎える家庭の精霊船作りも、急ピッチで進んでいます。

精霊船を作る家庭では「台風は関係ない、バラバラでもいく、台風でも」「15日になれば、やるしかない」

精霊船の垂れや提灯を飾るのは、長崎市西海町の志田さん一家です。

およそ2ヵ月前から精霊船を作り始めましたが、飾りつけは、台風の影響を心配し、14日と15日の2日間で急ピッチで仕上げます。

長さ約25メートルの、三連の精霊船。

みよしには「八郎」、印灯篭には、船が描かれています。

去年8月に亡くなった、志田 八郎 さん(享年87)を西方浄土に送り出す船です。

生まれも育ちも琴海地区で、海が大好きだったという八郎さん、幼い頃から船で釣りに連れて行ってもらった孫たちが中心となり、すべて手作りです。

孫は「泳ぎに行く時も船で島まで連れて行ってもらって、ナマコとりとかモズクとか、当たり前だった、刺身とか大村湾の魚が。まんべんなく、分け隔てなく、不満は誰も感じていない、誰にでも同じようなおじいちゃんだった」

八郎さんは、2人の息子に7人の孫、4人のひ孫と、子宝に恵まれました。

15日は、親戚や友人など、40人ほどでにぎやかに送り出します。

孫は「じいちゃんのためにも、全力で楽しんで、やりきりたいと思う」