大井川鉄道 井川線60周年 時代超えて 

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人とモノを運んで60年、存在の大きさを改めてかみしめました。

千頭駅と井川駅を結ぶ大井川鉄道・井川線が、運行開始60周年を迎え、このほどセレモニーが行われました。

乗客

「初めてです。ずっと乗りたかった。(楽しみは)湖が見えるところかな」

「車窓からの大自然の景色が楽しみです」

川根本町の千頭駅と、静岡市葵区の井川駅を結ぶ全長25.5キロの路線が、大井川鉄道・井川線です。

始まりは1935年。

発電所を建設する資材運搬用として、現在の路線の一部が開通しました。

その後、中部電力の専用鉄道となっていたものを、60年前の1959年、大井川鉄道が引き継ぎ営業運行が始まりました。

途中には、日本の鉄道として最も急な勾配があります。

通常のレールでは進めないため、その区間では歯型のような滑り止めが付いた「アプト式」という形態で運行するのが特徴です。

大井川鉄道・山本豊福さん

「やはり大井川の渓谷美ですね。川の流れも綺麗、緑も綺麗、紅葉も綺麗。四季すべてが綺麗なんです、絶景ですね」

「ものすごく、ゆっくりゆっくり力強く走るんですけれど、日本でここだけの走りなんですね。非常に素晴らしいものです」

営業運行開始60年を祝うセレモニーでは、子供たちがくす玉を割ったあと、奥大井湖上駅が描かれた記念のヘッドマークが取り付けられました。

そして、元気いっぱいの合図とともに、臨時列車が千頭駅を出発していきました。

大井川鉄道はさまざなイベントを企画し、観光客を楽しませたいとしています。

千頭から井川まで約1時間50分の旅で、井川駅に到着した乗客先着6000人に、記念の「鉄カード」をプレゼントしています。