検察側「遺体は変わり果てた姿で発見」飲食店経営の30歳女性殺害 主犯格の男に懲役20年求刑

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 去年10月、金沢市の飲食店経営の女性を殺害し遺体を山林に埋めた男らの裁判で、検察は主犯格の男に懲役20年、実行犯の男に懲役18年をそれぞれ求刑しました。

 この裁判は去年10月、金沢市の飲食店経営・喜多あき乃さん(当時30)の首を絞めて殺害し、その遺体を石川県能登町の山林に埋めたとして大阪市の無職・遠藤翼被告(29)と岡本充治被告(45)が殺人と死体遺棄の罪に、また金沢市の飲食店従業員・小杉義晴被告(23)と佐藤祐樹被告(28)が殺人幇助と死体遺棄幇助の罪に問われているものです。

 12日の裁判で、検察側は犯行の計画性が高いことや被害者の遺体が変わり果てた姿で発見されるなど残忍で悪質な犯行だったことを指摘。

 また被害者が30歳とこれから先長い人生があり、山林の土の中に埋められた無念は察するに余りあるとして主犯格の遠藤被告に懲役20年、実行犯の岡本被告に懲役18年、幇助した小杉被告に懲役10年、佐藤被告に懲役7年をそれぞれ求刑しました。

 これに対し、弁護側は遠藤被告が犯行の詳しい指示を出していない点や、岡本被告には知的障害があり、実行犯を押し付けられたことなどを挙げ情状酌量を求めました。

 また今日の裁判には被害者の兄も出廷し「ここまでする必要があったでしょうか。1週間もあんな寒い山の中に1人にして置かなくても良かったのに。悔しくてなりません。4人ともに一番重い刑を望みます」と涙ながらに語りました。

 判決は9月18日に言い渡されます。