【独自】2週間前ハノイの空港で“練習” 金正男氏暗殺実行の女性

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2017年にマレーシアで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の兄・金正男(キム・ジョンナム)氏が暗殺された事件で、実行役の女性が、北朝鮮工作員の指示で犯行に至った具体的な経緯を初めて明らかにした。

ベトナム国籍のドアン・ティ・フオンさんは2017年2月、クアラルンプール国際空港で、金正男氏に猛毒の神経剤「VX」を塗りつけたとして有罪判決を受け、2019年5月に釈放された。

フオンさんは事件のおよそ2カ月前、ハノイ市内の飲食店で、韓国メディアを装った工作員の男に「いたずら動画の女優にならないか」と勧誘され、事件当日も「いたずら動画の撮影」と信じていたと主張した。

フオンさん「(正男氏に近づいたのはあなたから?)彼(リ・ジヒョン容疑者)が、いたずらのターゲットを選んだら行くだけ。(顔を強く触った?)いいえ、それまで撮影した動画と同じように普通に触っただけ」

また、後ろから手で顔を覆うという、正男氏襲撃と同じ「いたずら」は、事件の11日前にハノイの空港で初めて指示され、監視カメラにはリハーサルの様子が記録されていた。

フオンさんは殺意について、あらためて一貫して否定。

北朝鮮の工作員らは、犯行後に国外へ逃亡し、現在も国際手配されている。