3分でわかるキーワード 意外と知らないサービスエリア

カテゴリ:国内

ニュースのキーワードをコンパクトにひもとく、「3分ではてな」。

16日のテーマは、「サービスエリア」。

東北自動車道上り線の佐野サービスエリアで、お盆のさなか、レストランや売店の営業が休止というニュースが流れた。

しかし、16日午前から一部の営業が再開したという。

このサービスエリア、高速道路を利用した人なら、誰でも一度は立ち寄ったことがあると思うが、ほかにもう1つ「パーキングエリア」というのもある。

「サービスエリア」と「パーキングエリア」の違いは何だろうか。

一部例外もあるが、パーキングエリアには、休憩所、レストラン、そして、ガソリンスタンドがない。

東京湾アクアラインの「海ほたる」は、商業施設がたくさんあるが、ここはパーキングエリア。

ガソリンスタンドがないことが理由だという。

このサービスエリア、最近は雑誌やテレビでかなり取り上げられている。

そのため、目的地に行く途中で立ち寄るところというよりは、サービスエリアに向かって車を走らせるという人も少なくないという。

昔は、サービスエリアは、こういう存在ではなかった印象だが...

以前は、日本道路公団が運営していたが、2005年に民営化されてガラッと変わったという。

交通政策にくわしい専門家によると、以前は長距離の運転手に休んでもらうための場所だったが、民営化によってテナントを第3者が評価するなどして、質の向上を図ったという。

民営化されて、まず取り組んだのが「トイレ」。

以前のトイレの床はタイル張り、それが民営化後は、デパートで使用されているようなゴムの床になった。

それから、サービスエリアといえば、大型バスが到着してトイレが混むが、こういう時に気になるのが、どこのトイレが空いているのか。

そのために「満空状況モニター」というのが今、入り口に設置されている。

奥の方で空いているのに、見えないがために、手前の扉が開くのを待つなど、無駄な時間がなくなっているという。

このように、利用者の視点に立ったサービスが充実してきたが、それもこれも若者を中心とした「車離れ」や、高齢者の免許返納で本業である通行料収入の伸びが今後、見込めない中で、サービスエリアは経営的にも魅力であると専門家は見ている。

日本のサービスエリアは、世界的には異例だという。

アメリカやヨーロッパは、サービスの基本は給油。

日本のように、これを食べたいとかあれを買いたいから、このサービスエリアに行くというのはない。

これは、日本独自の進化といえそう。