台風10号で強い雨 土砂災害への警戒範囲広がる

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大型の台風10号は、15日午前11時半現在、豊後水道を北上中で、まもなく中国地方に上陸、夕方にかけて縦断する見込み。

台風が最接近している、午前11時半現在の高知県の宿毛市。

しばらく、雨と風が収まった状態が続いていたが、20分ほど前から、小粒だが、また雨が降り出し、風も木々を揺らすほど勢いを取り戻してきた。

そして、宿毛湾の海面もまた、大きく揺れ始めた。

そして、空には、分厚い灰色の雲が一面を覆っている。

高知県の南西エリアでは、14日の夜遅くから明け方にかけて、建物の中にいても音が室内に響き渡るような、激しい雨と風が吹きつけた。

この雨と風の勢いは、台風の目に入ったと思われる午前8時すぎには、いったんぱたりと収まったが、その後、1時間ほどたつと、再び激しい雨と風が吹きつけるようになった。

いったん収まったように見えて、天気が急変することもある。

これまでに降った雨で、土砂災害などにも引き続き警戒が必要。

徳島・阿南市では、すさまじい風が吹いている。

海も、沖の方が猛烈なしけとなっていて、白波が押し寄せてきている。

徳島県各地では、雨が降り続いている。

徳島県の上勝町では、県の雨量計で、午前10時までの1時間に89mmの猛烈な雨が降った。

徳島県内では、多いところで、総雨量が1,200mmを超える大雨になるおそれがある。

これは、普段であれば、2カ月で降る雨量に相当する。

このため、徳島県の広い地域で、土砂災害警戒情報(レベル4)が出されている。

引き続き、厳重な警戒が必要。

また、この台風10号により、これまでに5人がけがをしている。

愛媛・愛南町では、14日夜、60代の女性が強風にあおられ、腰の骨を折る大けがをし、三重・津市では、2人が強風にあおられて転倒した。

このほか、宮崎県と大分県でも、けが人が出ている。

また、大分・玖珠町にある大谷渓谷の近くでは、14日から、5カ月の女の子を含む18人が、川の増水により孤立状態になっていたが、午前10時前に全員が救助された。

体調不良を訴えている人はいないという。

台風の予想進路。

大型の台風10号は、四国の全域と九州や中国、近畿の一部を暴風域に巻き込みながら北上しているとみられ、まもなく中国地方に上陸するものとみられる。

そのあと、夕方にかけて中国地方を縦断する見込み。

(関西テレビ)

(高知さんさんテレビ)