台風10号 西日本上陸・縦断へ 新幹線ストップ お盆の足は?

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大型の台風10号が15日、西日本を縦断。

お盆のUターンラッシュを直撃。

JR西日本が、山陽新幹線の15日の運転見合わせを発表するなど、対応に追われる中、夏の風物詩やコンサートが中止になるなど、各地に影響が広がっている。

風速15メートル以上の強風域に入っている高知・安芸市。

14日午後5時すぎ、大きな波が、防波堤に激しく打ちつけている。

室戸岬では、最大瞬間風速26.6メートルを観測。

大型の台風10号は、ゆっくりと北上中。

15日午前には、四国に上陸する見込み。

Uターンラッシュのピークと重なる時期に襲来する、台風10号。

その影響で、多くの人が利用するはずだった新幹線が15日、ストップする。

JR西日本は、山陽新幹線の新大阪 - 小倉間で、15日は全面的に運転を見合わせる計画運休を発表した。

これを受け、JR東海も14日午後、15日の計画運転で運転を見合わせる列車を発表。

山陽新幹線と直通する列車を中心に、東京駅発の下りは午前8時から午後4時台、新大阪発の上りは午前10時から午後7時台のあわせて55本が運休となる。

15日の新幹線の切符を持っている人たちは、対応に追われていた。

15日に広島へ行く予定の人は「15日に予定していたが、ニュースを見て無理そうだと判断して、(きょうの切符を)取り直した」、「(座席に空きは?)もうほとんどなかった。ギリギリ1席取れた」と話した。

15日に東京へ帰る予定の人は、「あしたの分は、あさっての分に振り替えできないかなと。指定席はいっぱいらしいので、あとは払い戻しどうしようかなと」と話した。

山陽新幹線の計画運休を受け、広島駅や新大阪駅など、多くのUターン客が利用する駅では、みどりの窓口が大混雑。

その一方で...。

15日に姫路に帰る予定だった観光客は、「(あす計画運休になるみたいですが?)ストップでしょ? それを(きのう)聞いたので早めによかったなって」と話した。

2018年、秋の台風接近時には、JR東日本が実施の8時間前に運休を発表し、利用者などの間で混乱が起きた。

今回、JR西日本は13日から計画運転の可能性があると発表し、混乱を避ける形をとった。

また、懸念されていた外国人旅行者への周知については。

岡山へ行くアメリカ人観光客は、「アナウンスで計画運休を聞いて、『あ! あしたは電車がないのね』って思った」と話した。

京都へ行くアメリカ人観光客は、「ボードを見て、計画運休知ってるよ。それをビデオで撮って、友達や家族に『明日の朝、台風が来るみたいだけど、自分たちは大丈夫』と送ったよ」と話した。

計画運休を知らせる掲示板には、英語や韓国語などのほか、QRコードでの表示も。

影響は夏の風物詩にも広がり、徳島市では「阿波おどり」の14日と15日の開催が中止された。

阿波おどりを取材に来た外国人は、「阿波おどりを取材に来たけれど、もっと写真を撮りたかったのに本当に残念だよ。でも、今の僕の最大のヤマ場は、(計画運休の中)東京に帰ることだよ」と話した。

夏のイベントが集中していたお盆シーズン。

中止の動きは各地で相次ぎ、夏の甲子園でも15日に予定されていた4試合の順延が決定。

終戦の日に毎年行われている、正午の黙とうも行われない。

また、京セラドーム大阪で15日に開催予定の「乃木坂46」のコンサートも、来場者の安全を考慮し中止された。