はやぶさ2「太陽系の歴史手に入れた」 小惑星に再着陸成功

カテゴリ:テクノロジー

「はやぶさ2」が再び着陸し、世界初のミッションに成功。

今後は、長い宇宙の旅を経て、地球への帰還を目指す。

管制室に湧き上がった大きな拍手。

地球を旅立ってから、4年7カ月。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、日本の探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に2回目の着陸に成功したと発表。

「リュウグウ」の地下にある物質の採取に、世界で初めて成功したとみられる。

11日午前10時6分ごろ、「リュウグウ」に着陸した「はやぶさ2」。

すぐに地表に向け、弾丸を発射。

飛び散った岩や砂のような物質を採取したとみられる。

2019年2月に初めて着陸した時には、表面の岩石の採取に成功。

今回の狙いは、「はやぶさ2」が自らクレーターを作った際に飛び散った地下の岩石を採取すること。

表面に比べ、太陽光などの影響を受けにくく、太陽系が誕生したおよそ46億年前の状態が保たれている可能性がある。

プロジェクトマネジャー・津田雄一氏は、「結果として、わたしたちは太陽系の歴史を手に入れることができました。ちょっと言い過ぎちゃったかもしれない。太陽系の歴史のかけらを手に入れたという気持ちで申し上げました」と話した。

多くの人が見守った「はやぶさ2」の挑戦。

見守った人は、「(涙は)思わず、感極まって。ドキドキしながら、とにかくお祈りする気持ちで」と話した。

地球からおよそ2億5,000万km離れた「リュウグウ」で、大仕事を成し遂げた「はやぶさ2」。

2020年の末ごろに、地球に帰還する予定。