自民党“失言防止マニュアル” 党内から賛否両論の反応

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夏の参議院選挙に向けて、自民党が、失言に注意するよう候補者や議員などに呼びかける内部文書を作成し、党内から賛否両論の反応が挙がっている。

失言防止マニュアルともいえる内部文書には、「『失言』や『誤解』を防ぐには」とのタイトルが付けられ、「言葉遣いが荒くなったりしないように」などと、具体的に指示している。

また、復興に関する失言で4月、辞任に追い込まれた桜田前オリンピック・パラリンピック担当相らを意識して、「『弱者』や『被害者』が存在するテーマでは、表現に『ブレーキ』を」などと、発言の際に注意すべきポイントも書かれている。

立憲民主党・辻元国対委員長「よほど失言がでるのではないかと、自信がないんですかね、自民党は」

国民民主党・玉木代表「そういうことをしなきゃいけなくなっているんですね、自民党さんも」

野党からの冷ややかな反応が相次ぐ中、自民党内では、同じく「レベルが低い」、「よほど議員のレベルが下がっているんだと思う」といった冷めた声がある一方、「よく読むと、とても勉強になる」、「若い人も増えているから、できることは何でもやっておかないといけない」など、肯定的な反応も出ている。

ある自民党議員は、「12年前の参議院選挙は、失言閣僚スキャンダルでガタガタになった。引き締めを図りたいのではないか。衆参ダブル選挙を意識したものかもしれない」との見方を示している。