メンタル支え...「深い信頼」 “突然の解消”なぜ?

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テニスの大坂なおみ選手(21)が、サーシャ・バインコーチとの関係を解消することを、自身のツイッターで明かしました。

大坂選手は、「皆さん、この先サーシャとは一緒に仕事をしません。感謝とともに、彼の将来がベストであることを祈っています」と、別々の道を歩むことを明かすと、サーシャコーチも「ありがとう、なおみ。何も言うことはないけど、ベストであってほしい」と投稿。

大坂選手の次のコーチは、まだ決まっていないということです。

全豪オープンベスト8、元プロテニスプレーヤーの佐藤直子さんに聞きました。

倉田大誠アナウンサー

「びっくりしましたが、佐藤さんはどう思われましたか?」

佐藤直子さん

「驚きました、びっくりしました。これからも、次の全仏に向けて、ドバイオープンに向けて行くぞ、という時だったので、本当にびっくりしましたね」

倉田大誠アナウンサー

「今回、大坂なおみ選手は、サーシャ・バインコーチとの契約を解消。『この先、サーシャとは一緒に仕事をしません。感謝とともに、彼の将来がベストであることを祈っています』と前向きなコメント」

「一般的に、プロテニスプレーヤーとコーチの関係、契約の成り行きは、基本的には選手側が、レベルアップしていきたい部分、それに見合うコーチを探して、お金や契約年数などが折り合ってくると、契約が結ばれる」

「ちなみに、大坂選手がサーシャコーチを選んだ理由は、『彼はとてもポジティブで陽気。わたしは気持ちが沈みがちだから、その部分が重要だった』。その結果、2017年の12月、契約を結んで、すぐにパリバ・オープン優勝。そこから全豪、全米で連覇、連勝していく。まさに、これからという流れでの今回の解消だった」

佐藤直子さん

「ポジティブに、ポジティブにって言われて、ちょっと嫌になっちゃったみたいな、どうなんでしょうね。いつも明るいと、疲れることは疲れますよね」

倉田大誠アナウンサー

「佐藤さんが考える、今回解消した契約の理由が、大きく2つあり、6割と4割。精神面の相違が6割なのではないか。やはり、選手とコーチというのは夫婦関係と同じ。これは?」

佐藤直子さん

「何回も同じことを言われる。例えばわたしの場合だと、夫が専門じゃないのに、テニスの話をして、同じようなことを何回も言われたりすると、ちょっと待ってよという気持ちになりますよね。それで、サーシャ・バインコーチも、そんなにキリキリする必要はないんじゃない? って、初めは聞きますよ。それをまた何回も言われたら、ちょっと嫌になってしまうんじゃないかなという部分もあったり」

「それからもう1つは、バインコーチは実際に、例えば四大タイトルの決勝などを経験していないわけですよね。世界一になったこともない。そういう部分で、大坂選手が求めているのは、プレー的にもセカンドサーブ、ボレーをもっと進化させたいというのが彼女の気持ちなので、レジェンドみたいな決勝とかを体験した人のアドバイス、そういうものを一番今欲しがっているんじゃないかなと」

倉田大誠アナウンサー

「つまり、自分の弱かったメンタル面は、バインコーチにある程度、教わった。今度は、やはり技術面。まさに今おっしゃった、実戦経験のある人に。サーシャさんというのは、プレーヤーとしては実績がなかった。だからこそ、同じ境遇を味わえるコーチが今、欲しくなっている」

佐藤直子さん

「そういう人の言葉こそ本当に重みがあって、心にきて、今、すごいプレッシャーの中に大坂選手はいるわけですよね。それを和らげてくれるのは、本当に体験した人の、僕はこうだった、わたしはこうだったけど、あなたはどうなんだろうねっていうような言葉じゃないかと思います」

倉田大誠アナウンサー

「これは、極めた人しかわからない選手とコーチの関係なのかもしれませんが、いずれにしても前向きな形で、今後、全仏、全英につながっていきますから、期待したいと思います」