運転台イスや“国鉄”の車外銘板…鉄道ファン垂涎の「福袋」をJR東海が限定発売!

カテゴリ:国内

  • JR東海が鉄道グッズの福袋4種類を12月26日から限定販売
  • 新幹線の運転台椅子や国鉄時代の車外銘板など貴重品が目白押し
  • 担当者「平成の楽しい思い出作りに寄与できれば」

年末年始には人々が待ちわびるイベントが盛りだくさん。クリスマスの次は、年越し、初詣...。そして年明けの楽しみと言えば福袋だ。

衣類や食料品の詰め合わせなどが一般的だった福袋は近年、電化製品をお得に購入できる「家電量販店の福袋」、限定イベントなどに参加できる「体験型福袋」など多様化。お目当ての商品を手に入れられるか、新年の運だめし的な意味でも購入する人は多いのではないだろうか。

そんな中、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)が鉄道ファン垂涎の福袋を初めて発売する。
貴重な鉄道グッズを取りそろえた、その名も「JR東海鉄道倶楽部オリジナル福袋」だ。

「なりきり運転士福袋」など全4種類を限定発売

JR東海に在籍する新幹線700系(イメージ)

「JR東海鉄道倶楽部オリジナル福袋」として発売されるのは全4種類。

新幹線700系の運転台椅子、乗務員用懐中時計(置台付)や白手袋、国鉄車外銘板、行先表示器字幕などをそろえた「なりきり運転士福袋」

新幹線700系の座席(グリーン車)、乗務員用腕時計、白手袋、国鉄車外銘板、在来線地図式補充券用概算鋏などが魅力的な「なりきり車掌福袋」

車外銘板、在来線座席表示札、JR東海手帳などを、乗務員かばんに詰め込んでお届けする「乗務員鞄でお届け!こだわりの鉄道グッズ福袋」

国鉄車外銘板、乗務員用時計、新幹線700系テーブルセットなどが盛りだくさんの「JR東海鉄道倶楽部 平成最後の詰合せ」


「なりきり運転士福袋」(左上)「なりきり車掌福袋」(右上)「乗務員鞄でお届け!こだわりの鉄道グッズ福袋」(左下)「JR東海鉄道倶楽部 平成最後の詰合せ」(右下)

鉄道ファンにとっては想像以上のラインアップのようで、ネット上では驚きの声が上がっている。

・福袋に運転台椅子ってスゲー
・面白そうだけど競争率半端なく高そう
・本物の運転士席の椅子てww振り切りすぎ

各福袋には、鉄道関連のイベントで人気を集める鉄道カレンダーとJR東海鉄道倶楽部のオリジナルTシャツも同封する。
価格と販売数量は「なりきり運転士福袋」が10万円で2袋限定、「なりきり車掌福袋」が10万円で5袋限定、「乗務員鞄でお届け!こだわりの鉄道グッズ福袋」が5万円で10袋限定、「JR東海鉄道倶楽部 平成最後の詰合せ」が3万1,000円で50袋限定となる。(価格はいずれも送料込み)

高額だが、ネット上の反応を見る限り鉄道ファンの心をがっちりつかんだ品々でかなりの競争率になりそう。申し込み開始は12月26日正午からだという。

それにしても、各業界で趣向を凝らした福袋は登場しているが、まさか本物の運転台椅子や乗務員かばんまで商品にするとは驚きだ。
なぜ鉄道グッズを福袋として販売しようと考えたのか。JR東海の担当者に聞いてみた。

「中身は一部のアイテム以外、実際に使用されたものです」

鉄道カレンダーとオリジナルTシャツ

――なぜ福袋の発売を?

JR東海が運営する鉄道用品販売ウェブサイト「JR東海鉄道倶楽部」では、鉄道グッズを不定期に発売しています。これまで計10回ほど発売しましたが、おかげさまで大変ご好評をいただきました。そこで今回、お客様が楽しんでもらえる機会を増やそうと福袋の販売を企画しました。


――中身はどう決めている?

福袋を選ぶ楽しさを満喫してもらおうと、「JR東海鉄道倶楽部」で人気のアイテムから珍しいアイテムまで、バリエーションに富んだ構成としました。2018年は「JR東海鉄道倶楽部」として初めて、鉄道フェスティバルなどのイベントに出店しており、お客様からいただいた意見も内容の一部に反映しています。

年季が感じられる新幹線700系の運転席椅子

――各福袋の特徴は?

「なりきり」シリーズは、運転士や車掌といった乗務員に関連するグッズをそろえました。「乗務員鞄でお届け!こだわりの鉄道グッズ福袋」は、小ぶりなアイテムを乗務員鞄の中に詰めて、見た目でも楽しめる福袋となっています。「JR東海鉄道倶楽部 平成最後の詰合せ」は、ウェブサイト上で不定期販売を行った時に人気を集めたグッズを詰め込んでいます。いずれの商品も「平成」の楽しい思い出づくりに寄与できれば、という気持ちを込めています。


――アイテムは実際に使われていたもの?

手帳、カレンダー、Tシャツ、白手袋以外のアイテムは全て実際に使用されていたものです。使われていた時期は個別の商品ごとに異なります。

――どのような経緯で福袋の景品となった?

JR東海鉄道倶楽部のウェブサイト開設以来、社内では販売可能なアイテムについて情報交換を行っています。今回は鉄道事業の担当部署などと協力して、車両部品から乗務員の所持品、国鉄時代のものまで幅広いアイテムを取りそろえることができました。

車両1編成から2つしか取り外せないレアアイテム

鉄道の行先を示してきた行先表示器字幕

――こだわりのアイテムやおすすめの楽しみ方は?

今回の福袋には、JR東海が管理運営する鉄道保存展示施設「リニア・鉄道館」で保管していた、国鉄車外銘板や新幹線100系行先表示器字幕、在来線特急座席表示札などが登場します。一部福袋には国鉄車外銘板を同封してあるので、ぜひ手に取り、昔懐かしい時代を振り返っていただければと思います。

おすすめはやはり「なりきり運転士福袋」と「なりきり車掌福袋」です。運転台椅子や懐中時計など本物の乗務員が使うグッズをそろえているので、ご自宅で乗務員気分や乗車時の感覚を味わっていただければと思います。


――希少性が高いアイテムは?

700系運転台椅子、懐中時計の置台は車両1編成から2つしか取り外せないため、特に希少性が高いです。
国鉄車外銘板はすでに営業運転を終了した100系新幹線から取り外したもので、こちらも珍しい品となります。

――他のアピールポイントは

各福袋には、JR東海ロゴ入りの手帳、塗装場デザインと新幹線イラストのオリジナルTシャツ、鉄道カレンダーもセットになっています。希少性を考えると大変お値打ち価格となっているので、この機会にお買い求めいただき、新年の楽しみとしていただければ幸いです。


――福袋販売は今後続けるのか?

現段階では未定となっています。

申し込み方法は?

福袋が申し込み可能なウェブサイト「JR東海鉄道倶楽部」

各福袋はウェブサイト「JR東海鉄道倶楽部」から申し込み可能。12月26日正午から1月6日午後11時59分まで抽選を受け付け、厳正な抽選で当選者を決める。当選者にはJR東海からメールで通知され、各福袋は1月25日から順次発送となる。各福袋の決済方法はクレジットカードのみとなる。

このほか、福袋に同封されるオリジナルTシャツ(3,240円)と鉄道カレンダー(Tシャツとのセット売り。3,890円)は単品でも購入可能。
こちらはコンビニ払いや代引き決済が可能で、先着順で1月7日より順次発送する。

昭和末期に国鉄が民営化されて現在のJRとなり、平成は北海道・北陸・九州新幹線などが開業するなど国内に交通網が広がった。次の年号にはどのような鉄道が生まれるだろうか。鉄道ファンのみならず、過ぎゆく時代の思い出として購入してみるのもいいかもしれない。

(記事内の画像はイメージを除き、JR東海から提供)