“昭和レトロ”な水族館で大人気! 「独自ショー」と「体験ツアー」とは?!【新潟発】

カテゴリ:国内

  • 昭和のままの水族館は独自路線で勝負!
  • 独自のショーと体験ツアーにお客さんも大満足
  • 近隣にはグルメスポットも

レトロ水族館の”ウリ”は?

日本海を臨む新潟県長岡市寺泊地域。
海に浮かぶように建つのが、「寺泊水族博物館」通称「てらすい」。
昭和58年に開館。今年37年目を迎えた、決して新しいとは言えない施設。

それでも、来館したお客さんからは、「とってもよかった」「今にはない良さというか、雰囲気がある」という声が…。
訪れた人を満足させる、その魅力とは…?

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
だいぶレトロな雰囲気ですね?

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
県内どんどん水族館のリニューアルが進んでいますが、うちは37年間、昭和の雰囲気を持った水族館としてやっている。

新潟県内の水族館では、新潟市の「マリンピア日本海」と、上越市の「うみがたり」が、近年 建物を大幅にリニューアル。
新潟ではまさに「水族館戦国時代」に突入している。
しかし「てらすい」には、イルカも…いなければ、大水槽も…ない。

寺泊水族博物館 青栁彰 館長;
こぢんまりはしてますが、身近に生き物と接することができる水族館だと思っています。

およそ400種1万点の魚や生き物に注目してもらうため、アイデアで勝負!
例えば、毎年力を入れているのが干支にちなんだ魚の展示。
イノシシ年の今年は…

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
イサキです。体に縞模様があってイノシシの子ども、ウリボウに似ている。

ちょっと苦しいが、間近で魚を眺めてもらう工夫の一つ。
それでも目の前で魚が泳ぐ姿に子どもたちは大興奮

来館した子ども;
楽しかった!

さまざまな企画でお客は満足!

また、イルカショーはないが、変わりにあるのがテッポウウオのショー。
しかし、テッポウウオの「高齢化」に伴い、疲れがたまりやすくなっているようで、取材した日はショーはお休み。

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
来週末には再開できると思います。

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
(テッポウウオの)働き方改革!

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
まさに!

建物は昭和でも、働き方は令和スタイル…?
気を取り直して後日伺うと

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
(テッポウウオが)“有給休暇明け”で、リフレッシュしてます!

つるしたボードにエサを張り付けると…

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
エサが、テッポウウオが発射した水で落ちた!」

テッポウウオは水中から水を発射し、ボードに仕込まれたエサを打ち落とすのだ。

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
一発でエサを仕留める!めちゃめちゃ興奮しますね!

ちなみに、ショーは1分ほどで終わるため、早めの準備が必要だ。

このほかにも人気のイベントが…。

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
水たまりがあるので気を付けてください。

月に一度の大人限定「バックヤードツアー」。
この日は群馬県から来た家族が参加。

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
青と緑の筒がろ過器です。

やはり、お世辞にもきれいとはいえない裏側を惜しげもなく案内する。

ツアーの最後はタコの餌付け体験…

寺泊水族博物館 蝶名林基さん;
海で自分で餌をとるときは「第一腕」で取るが、水族館ではどの足でもくっつける。

取材アナも体験してみると…

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
アジに吸盤が吸い付きました!そしてよじ登るかのように…わー凄い!

吸盤の変幻自在な動きに興奮したようだ。

ツアー参加者;
古いものを見て歩くのが好きなので、こういう雰囲気のほうが好きかな。

こうした、レトロな雰囲気に引きこまれるのは、お客さんだけではない。
餌付けショーを行うダイバーは、平成生まれの新人さんだ。

寺泊水族博物館(2年目)盛山 莉彩子さん;
昔から親しまれている水族館で仕事してみたいというのがありました。
私たちと同世代のお客さんはきれいな水族館に行ってしまうと思うので、そういう方にも来てもらいたい。

近くには「地元グルメ」も!

また、館内にはレストランもないが、車で5分ほど走ると寺泊名物「魚の市場通り」がある。
ここでは、「浜焼き」など新鮮な海の幸を存分に味わうことができる。

寺泊水族博物館 青栁彰 館長;
浜焼きはお魚の本当のおいしさがわかるんじゃないか。

新潟総合テレビ 飛田厚史アナウンサー;
「てらすい」にレストランなくても大丈夫?

寺泊水族博物館 青栁彰 館長;
大丈夫!ここに来れば。

地元の魅力に加え、スタッフの知恵と工夫が輝く昭和の水族館「てらすい」。

寺泊水族博物館 青栁彰 館長;
今できる範囲の中で、職員が知恵を絞りながらやっていくのがベストなんだと思う。

令和の時代にアイデア勝負!
これからも変わらぬ姿で、私たちを楽しませてくれそうだ。

(新潟総合テレビ)

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